こんにちは、Joseph Abalos(ジョセフ・アバロス)です。
私は、人間の感情や表情、そして私たちの内側に抱えている物語をテーマに、人物を中心とした作品を制作しています。私の制作の原動力となっているのは、好奇心です。人を観察し、試行錯誤を重ね、学びながら、「人間とは何か」を表現する新しい方法を探し続けています。
主に木炭、グラファイト、油彩、アクリルを用い、一つひとつのアイデアに合わせて、ドローイングと絵画を行き来しながら制作しています。人物表現を作品の軸としながらも、一つの画材や技法、スタイルに限定することなく、さまざまな表現方法を試みています。
私のインスピレーションは、さまざまなところから生まれます。今暮らしている地域、ルーツや育った環境、聴いている音楽、これまでの経験、そして自分を形作ってきた価値観。そうした一つひとつが、作品の中にさまざまな形で息づいています。
日本で暮らすことも、私の創作活動にとって大切な要素の一つです。ここで目にする風景や季節の移ろい、文化や伝統、そして日々の空気感が、直接的に、あるいは気づかないうちに作品のアイデアへとつながっていきます。
何気ない仕草や表情、ひとつの記憶、聴いた音楽、あるいは身近にある何気ないもの。その一つが、作品を生み出すきっかけになることもあります。
私は、日常の表面に見えているものの奥にある感情や物語に強く惹かれています。いつも最初から明確な答えを持って制作を始めるわけではありません。時には、制作そのものを進める中で、その作品が何を伝えようとしているのかに気づいていくこともあります。
私にとって、一つひとつの作品は、新しい何かを探求する機会です。アイデアや感情、経験を自分の中だけに留めるのではなく、目に見える形へと変えていく。その過程そのものを大切にしています。