DING FANGYU
1996年、中国・湖北省武漢市生まれ。
2018年、湖北美術学院 壁画与総合材料絵画系・漆芸工作室を卒業。同年、昊華林芸術区美術館主催の漆芸グループ展「歩漆而語」に参加。2019年から2022年まで上海月木文化芸術有限公司にて、高級総合材料画家およびアートディレクターとして、商業芸術プロジェクト、空間ビジュアル統括、素材実験に携わる。
2024年より京都伝統工芸大学校にて漆工芸を専攻。
羊毛や布、漆、金属粉、天然染料などの柔らかく繊細な素材を用い、負の感情や記憶、生命の循環をテーマに制作している。谷崎潤一郎『陰翳礼讃』に影響を受け、強い光ではなく、影の中に潜む美しさ、見えないものの気配を探る。
作品は、静けさの中に潜む生命力と、光が失われたあとに残る微かな気配を探る試みでもある。