「手漉き和紙に宿る龍 ― 焼き絵 × 龍体文字」
手漉き和紙の豊かな風合いに、焼き絵の技法で龍を描き、古代から伝わるとされる龍体文字を組み合わせた作品です。
焼きペンが生み出す繊細な濃淡と温かな焦げ色は、和紙本来の自然な美しさを引き立て、一つとして同じもののない表情を生み出します。そこへ龍体文字を添えることで、龍の持つ力強さや神秘性、そして作品に込めた祈りや願いを表現しています。
龍は古くから、繁栄・開運・守護・飛躍の象徴として大切にされてきました。また、龍体文字は、日本の古代文字の一つとして伝承され、願いや想いを形にする文字として親しまれています。その歴史的な位置づけについてはさまざまな見解がありますが、本作品では、祈りや感謝、前向きな想いを表現する象徴として取り入れています。
自然素材である手漉き和紙、炎の熱で描く焼き絵、そして龍体文字。それぞれが響き合い、世界に一つだけの作品として、見る人の心に安らぎと勇気、そして新たな一歩を踏み出す力を届けられることを願い、一点一点心を込めて制作しています。