革は本来、美しく丈夫な素材でありながら、製品を作る過程で多くの端材が生まれます。私は、その役目を終えた革に新たな命を吹き込み、アートとして再生する作品を制作しています。
一枚一枚異なる表情を持つ革の質感や傷、色の違いを個性として受け入れ、それらを組み合わせることで、二度と同じものは生まれない一点ものの作品を生み出しています。
「捨てられるはずだった素材に、新たな価値を。」
それが私の制作の原点です。
革という素材の可能性を広げながら、自然や生命、時間の流れをテーマに、見る人それぞれが自由に物語を感じられる作品を目指しています。
大量生産では表現できない温もりと存在感を通して、素材の命を未来へつないでいきたいと考えています。
「廃棄される素材にも、美しさは宿る。その可能性を信じ、革という素材で新たな価値を創造し続けています。」