小学校の頃から洋画が好きで描いていたのですが、高校で初めて日本画に出会い高校の美術科に進学。憧れの京都の大学でも日本画に没頭をし卒業。西陣織物デザインを経て中学校美術教師をしていた頃、仏画の素晴らしさを伝授して下さった先生との出会いがきっかけで、復元仏画の伝承を学び独自の画風を確立ができました。
密教で仏画は発展しました。日本画の絵の具のまったりとした美しさ、静の美しさ、そして細密な美しさを古来の手法で描いております。
1000年も、又、それ以上も祈れるよう自然な物から作り出した(紙、にかわ、絵の具など)優しさ美しさを感じて頂ければ幸いです。
仏画の中には一例として、京都の中でも世界遺産にも登録されている宇治の平等院の「鳳凰堂」の柱・壁面・長押・貫・天井、に描かれている極彩色の菩薩や絵巻模様を一つずつ取り出して、復元して描いた菩薩(ぼさつ)や暈繝(うんげん)紋様をモチーフにたくさん使っております。
暈繝(うんげん)の美しい紋様や天然の岩絵の具、水干(すいひ)絵の具で描かれる仏画の配色の美しさを少しでもお伝え出来ればと日々精進しております。