私は、内面に生まれる感情や思考の揺らぎを、視覚的な構造として再構築することを制作の軸としています。作品は、個人的な体験の記録であると同時に、鑑賞者が自身の感情や存在と静かに対話するための装置でもあります。
日常の中に潜む違和感、自然や生命がもつ不可視の力、存在の曖昧さといった要素をモチーフに、重さと軽さ、静と動、希望と不安といった相反する感覚の共存を画面上に成立させることを試みています。
絵画を中心に、デッサンや立体など複数の表現手法を横断しながら、 感情と形、内面と外界を接続する新たな視覚言語の可能性を探求しています。